2020-02-21 第201回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
それは、当然ですけれども、狩野川放水路という放水路が機能して、本川下流への流量を大きくカットできたからであります。これは、昭和二十六年に着手したんだということをぜひ想起していただきたいと思います。 昭和三十三年の狩野川台風には間に合わなかったのでありますが、多くの国民がまだ空腹を抱えている昭和二十六年に、後世のためにと大事業を始めたわけであります。今回の台風では、その機能を見事に発揮しました。
それは、当然ですけれども、狩野川放水路という放水路が機能して、本川下流への流量を大きくカットできたからであります。これは、昭和二十六年に着手したんだということをぜひ想起していただきたいと思います。 昭和三十三年の狩野川台風には間に合わなかったのでありますが、多くの国民がまだ空腹を抱えている昭和二十六年に、後世のためにと大事業を始めたわけであります。今回の台風では、その機能を見事に発揮しました。
一方で、今後も斜面崩壊により河床が上昇し、本川下流では洪水氾濫のおそれがあります。このため、平成二十九年度から国による紀伊山系直轄砂防事業に着手し、本年度は十津川村の杉清地区の砂防堰堤を完成させるなど、水系全体を整備する対策を推進しております。 引き続き、関係機関と連携して、地域の安全、安心をしっかりと確保できるよう、土砂災害対策に全力で取り組んでまいります。
これは、長良川河口堰や本川下流部のしゅんせつなど、昭和五十一年以降行われてきた数々の河川整備が功を奏したものと考えます。私自身、長良川河口堰の建設にも携わりましたし、その後、中部地方整備局長としても担当させていただきましたので、この点については安堵をしているところであります。
○荒井説明員 この浄化用水導入というのは、利根川の本川下流部の既得水利に影響を与えない範囲でという一つの制約条件がございます。ということで、下流にはまだ千葉県の印旛沼とか房総導水路とかいろいろな関係の水が使われているわけでございますので、それに影響を与えない範囲でということになるわけです。 先ほど申しました御説明で七割と言いましたのは、実は、最近の流況を検証いたしますと大体七割ぐらいだろう。
○田中参考人 いま先生からお話がございましたように、利根川の工事実施基本計画では、本川下流部において主として塩害防除に必要な流量としては五十トンと見込んでいるわけでありますが、塩害防除に万全を期するために利根川の河口ぜき事業が計画されたわけでございまして、この計画においては、新規利水を取水した後のせきからの流出量を検討した結果、確保すべき流水量を約三十トンと見込んだわけでございます。
と同時に、河道につきましては本川下流部、三川五流か下でございますけども、中小河川改修事業の緊急計画というもので鋭意整備を進めたわけでございます。ところが、幸いに昭和五十一年度激特事業というものが創設されたわけでございます。
それによりまして茨戸川の水位が下がる、伏籠川等の水位も下がるということでございますので、そのためには河口部の狭窄部を開削するとか、あるいは本川下流部のしゅんせつを行うということを考えておるわけでございますが、ただ、そこにもまた漁業組合との関係がございまして、そういったものの解決が前提になるわけでございますので、そういった点を鋭意対策を講じつつあるわけでございます。
これの仕事は、本川下流部の弱小堤防の補強と上流部の本支川の河道改修が現在も行なわれておるわけでございます。さらに、日光川流域は、先生申されましたように、地盤沈下が著しいために、昭和四十八年度から新たに地盤沈下対策河川事業によりまして、日光川の支川の蟹江川の排水機場を設置する事業に着手しております。現在まではそういうことでございますが、今後のことはまた後ほど申し上げます。
なお、この河川は準用河川でございますが、若干の水量はございまして、下流におきましては、つまり八幡川あたりにおきまして、旧五日市町の上水道、これは簡易水道でございますが、それから中国醸造、だるましょうちゅうというものを製造する製造会社、それから造幣局の支所が、合計いたしまして〇・八トン、おおよそ一トンくらいの水を本川下流において使用いたしております。そのほかかんがい用水が若干ございます。
龍門、鋳物師釣、猪牟田の各地点、これは玖珠川流域でありますが、流域面積が非常に狭く洪水流量が少ないので、本川下流に対する洪水調節効果の点では不適当であります。下榎釣地点は玖珠川の下流の方になりまして流域面積は大でありますが、ダム地点両岸の地形並びに地質に抑えられまして、ダムの高さは五十メーター程度が限度であり、洪水調節に必要な貯水容量を得ることができませんでした。
洪水流量が小さいので本川下流に対する洪水調節効果の点で不適当だ。非常に筑後川の流域面積が大きいのに、これぐらいの面積をダムでとめましても、下流に対してはほとんど大した洪水調節になり得ないという点で問題にならないということになったわけでございます。
こういうことでありますから、本川下流において計画洪水量三千立方メートル毎秒を分担する利根川放水路は、早急に調査し早期に着工しなければならないわけでありますが、表(4)の三十五年度以降の予算にも全然顔を出していないような状態でありますし、この大工事はほとんど不可能ではないかと考えられてくるのであります。
第七に、六角川の改修計画についてでありますが、本川下流一帯は、古くからの干拓造成地でありまして、土地が低く、かつ築後川下流地域と同じく、わが国でも類のない軟弱地盤であるのみならず、有明海の最奧部に注ぐ河口付近の潮位差五ないし六メートルの影響を受け、本川、支川ともに全流路の約八〇%は感潮いたしておるのであります。
三池郡高田村の関係町村民五万の人々は、世々代々その災禍により塗炭の苦しみに呻吟し、悲運に明け暮れておるのでありますが、国鉄鹿児島本線鉄道橋より上流は旧態依然として藩政時代の治水計画のまま無堤防地帯がありまして、また築堤部分といえども過去数十年の間一度も改修されたことがなく、加うるに戦時中山林乱伐により上流より土砂の流出がはなはだしく、特に有明海よりする微粘土の流入堆積は一そうの悪条件をもたらし、本川下流部
なお本川下流国道十号線の橋梁は従来木橋であり、年々災害を受けるので、今度見返り資金より三億五千五百万円を活用し、総事業費四億六千万円の永久橋をかけることに決定いたし、私たちが参りましたときは現場事務所の建築にとりかかつておつたようでありました。
第三には、従来の災害復旧は、いわゆる原形復旧を建前といたします関係上、治水、利水の上から見まして、とかく一貫性を欠くうらみがあつたのでありますが、特に今回のごとき本川上流に当る支派川の災害箇所のみの原形復旧を完成いたしました場合、その必然的結果といたしまして、翌年度において本川下流平地に大出水を見るは当然でありまして、單に今回におけるのみならず、今後の災害箇所の復旧に際しましては、原形復旧のみに終ることなく
本川は流路延長幹川五十五キロ、支川五十キロ中、改修延長、幹川十二キロ、支川九キロでありまして、洪水の被害は甚大なるものがありますが、ことに本川下流部左岸、すなわち大分市側面にあたる約一キロの間は、いまだに堤防天場は市街地とほぼ同高のまま放置され、さらに下流部の土砂堆積による水位の上昇の認められる現況におきまして、相当の危險が予想される状態であります。
○賀屋説明員 斐伊川改修工事の緊急を要しますことは政府も認めてゐる次第であり、本年度においても本川下流部の改修に相當經費を支出してこれが促進に努めているのでありますが、何分にも物價等の變動ははなはだしく、豫期の效果をあげ得ない實情であります。今後におきましても國庫財政の許します限り、豫算の増額をはかりまして迅速完成に努むる方針であります。 —————————————
にあたり、總額一千五百七萬圓をもつて、大正十五年以降七箇年の継続事業として豫定されましたが、昭和七年の大水害のため豫定計畫を変更し、被害の最も甚大な上流部の智恵文、名寄及び土地別で、とりあえず河道の切替掘鑿竝びに堤防築設工事を施行するため、昭和九年以降五箇年継続事業として八十万圓を支出著工し、さらに昭和十四年度以降同十八年まで五箇年間に百萬圓を追加計上し、既定計畫の完成を期するとともに、他面別途に本川下流部中屈曲